【Zenmuse L1】精度って正しく出るの?

Zenmuse L1の精度に関しての紹介をします。

ここでは、DJIのHPの情報を基に、精度が正しく出るかの検証をしてみましょう。
まず、以下がDJI Zenmuse L1のホームページで、精度に関する記述もあります。
いったいこの製品は正しく精度を出すことができるのでしょうか?

https://www.dji.com/jp/zenmuse-l1/specs

こちらのページより、高度50mで飛行時、Zenmuse L1は水平10cm、垂直5cmの精度を出すことができるとわかります。
詳しい内容の注釈を見てみましょう。

システム精度からZenmmuse L1の精度がわかる

そもそもシステム精度とは?

今まで航空レーザーを使う際、基本的に以下の構成パーツを別々で購入する必要がありました。

  • ドローン本体
  • レーザーユニット
  • IMU

そのため、各種の精度を提出する必要があり、IMUの精度を求められたり、ドローンの飛行制度性能を求められたりしました。
しかし、DJI Zenmuse L1では、そのすべてを1つのメーカーが提供し、システムとして精度を出すことができています。
そのため、包括してシステム精度という表現になっているんですね。

どのような環境での検証なのか?

精度の検証方法について、DJIでは以下のように記載があります。

この精度は、DJI ラボ環境にて、以下の条件が全て揃っている状態で測定:5 分間のウォームアップ後、DJI Pilot でキャリブレーション飛行を有効にした状態でマッピングミッション中、RTK ステータスが FIX の状態。相対高度 50 m、飛行速度 10 m/s、ジンバルピッチ -90°、飛行ルートの各直線部が1000 m 以下に設定。DJI Terra を後処理で使用。

https://www.dji.com/jp/zenmuse-l1/specs

ここにある通り、高度50mでの飛行を実現していますね。
高度が高くなるとビーム径の影響で楕円が大きくなる傾向にあります。

こちらの環境を使って、ぜひ皆さんもお手元のZenmuse L1で検証してみてはいかがでしょうか。

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