【様式3】固定局明細表の作り方について
様式3による固定局明細表は第36条運用基準に定められたものです
記入の方法はたくさんあると思いますが、その一例について以下の通り紹介ができればと思います。
運用基準の要約は以下の通りです。
固定局は電子基準点を標準として計測範囲が50km以内とされていますが、精度が低くなる場合には近くに新たに固定局を設置することが考えられます。また、工事用基準点がある場合はその上に固定局を利用することも適切ですが、必要な精度や作業量・費用などを勘案して判断する必要があります。
様式3はこちらからダウンロードできます
https://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/public/uavls/index.html
なぜ様式3が必要なのか?
DJIのMatrice 300 RTKとZenmuse L1を組み合わせて使う際、公共測量として使うときの書式の1つとしてこのような様式があります。
この様式3の固定局明細表以外にも、製品について問われることも多くありますね。
発注者に求められる場合がありますので、受注する際は注意の上、この内容が記入できるようにしましょう。
様式3の固定局明細表に必要な情報は以下の通りです
- 点名:電子基準点の観測名称です
- 1/5万地形図名:国土地理院の情報を参照ください
- 観測者:観測を担当した記入者をご記入ください
様々な情報の記入が必要になります。
徐々に慣れてきたら、他の情報も記入できるようになります。
詳しくはまた機会あれば紹介させていただきますね。
参考:DRTK-2を使った場合
D-RTK2を使った場合、国の電子基準点と運用が異なりますので注意ください。
基本的にDJI Pilot 2でD-RTK2と接続する際にD-RTK2の観測情報が見えるので、そちらを使ってもらえればと思います。
D-RTK2をつかった詳細の設定方法についてはまた別の機会に紹介をしようと思います。