DJI 4Gプライベート通信認証について
前回までのおさらい
DJIではOcuSyncのバックアップとして4G通信が可能であることを紹介いたしました。
この章では実際にその4G通信を構築するための試算などを行っていきます。
4G Private Enhanced Transmission Deployment Authorization License
DJIでのPrivate 4Gの方法を商用化するにはこのライセンスを購入するしかなく、このライセンスの購入方法が複雑です。
DJIの4G通信の認証の値段は?
フリーライセンスなどの少数ではなく、大規模開発を行いたいときの価格です。
実はこちらの価格は日本円では公開されておらず、英国でのみ購入が可能です。
そのため、ストアを英国に設定し、GBP(ポンド)通貨にて決裁をする必要があります。
値段は9,500 GBPですね(2024年8月時点)
日本円で約180万円になります。
方法1:直接リンク
以下のリンクに直接アクセスすれば購入が可能です。
https://store.dji.com/uk/product/4g-private-server-deployment-license?vid=148521
方法2:DJI Developerから
DJI Developerからライセンスの購入が可能です。
Developerページにてログインした状態で、以下のページにアクセスしてみてください。
https://developer.dji.com/resources/server/certificate
ドングルの優位性
DJIのOcuSyncが優秀な電波を使っていますが、どうしても途切れてしまう段階があります。
そうです、建物の裏などの場面です。
そういった環境ではこの4Gのバックアップ回線が非常に優秀になります。